2013年10月よりビルの名称が、KN日本大通ビルに変更されました。
建物外観や内装はそのままです。
明治44年竣工。
建築家遠藤於菟の設計で三井物産横浜支店として建てられました。
日本で最初の全鉄筋コンクリート造りであり、横浜で最も古く、且つ現役のオフィスビル。震災も戦災も生き残ってきた頼もしいビルです。
レトロなエレベーター(1号棟側)や、地下にある謎の大金庫、重厚な鉄扉など、当時を偲ばせる面影が随所に残されています。
かながわの建築物100選にも入っています。
また、ビルの背後にあったレンガ造りの倉庫は明治43年の築。実は赤レンガパークの赤レンガ倉庫よりも古いというのが密かな自慢でしたが、2015年に惜しまれながらも取り壊されました。
給湯室から観る在りし日の裏倉庫。
この窓からの景色はおそらく明治時代のままだったはずです(倉庫しか見えないから。) 。
2015年 倉庫解体の様子。
本館ビルは今でも現役。
秋の銀杏も見所の一つ。